広告

私が大学で所属していたゼミの教授は広告を専門とする方でした。

日常に溶け込んでしまう広告は何かきっかけがないと目に留めてもらえません。

よって「どうやったら立ち止まって見てもらえるか」と考えて作ることが多いです。

 

リディアミックスでは業務中常にラジオが流れています。

そのラジオで流れるCMの中に毎回聴き入ってしまうものがあります。

http://www.kincho.co.jp/cm/radio/uranai_series.html

ニワトリのマークの殺虫剤でおなじみのキンチョーのラジオCMです。

関西弁のちびっこが大人に普段どんな殺虫スプレーを使っているかを尋ねてその人のことを占うといった内容なのですが、非常にユーモアが効いていて何度聴いても笑ってしまいます。

 

面白いだけでなく占いの内容でしっかり(ちゃっかり?)商品の紹介もできていることが衝撃的で今まで視覚的媒体の広告ばかりに触れてきた私にはとても新鮮に感じました。

 

得意げにこれを先生に教えようとしたら、さすがは教授。すでに知っていて「面白いよね。面白すぎて、関西のセンスには昔からついていけん笑」とのことでした。

 

授業などの教えられる前提の場から離れたのちに恩師と広告について共感したり話したりできるのはとても嬉しい!もっとたくさん語れるようにいろんなものを見て聞いて感じていきたいなと思った次第です。