LEDIAMIX JOURNAL

リディアミックス ジャーナル

GASの使い方(シートの取得)

この記事は投稿から一年以上経過しています。

先日GASについての記事をあげましたが、今日は具体的な書き方をお話しようかと思います。

 

 

Hello World!!

Logger.logはscript管理画面でログに書き出す処理、
Browser.msBoxは動作するファイルなどでメッセージボックスとして生じする処理です。
function myFunction(){
Logger.log(“Hello World!”);
Browser.msgBox(“Hello World!”);
}

 

スプレッドシートファイルへのアクセス

GASをスプレッドシートで動作させるには、まずスプレッドシートを取得します。

var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();

これは、アクティブなスプレッドシートを取得する方法です。

var ss = SpreadsheetApp.openById(‘<キー>’);

これは、スプレッドシートのキーを指定して取得する方法です。

 

スプレッドシートのキーはブラウザでスプレッドシートを表示した時のURLの一部です。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX/edit#gid=0

このXXXの部分のことです。

 

スプレッドシートの各シートへのアクセス

次に各シートへのアクセス方法です。

var sheet = ss.getActiveSheet();

これは、現在開いているシートにアクセスします。

var sheet =ss.getSheetByName(‘<シート名>’);

こちらは、シート名を参照するやり方です。

var sheet = ss.getSheets()[X];

このやり方では、Xにシートの番号を入れて、何番目のファイルかを指定する方法です。

 

このようにファイルやシートの取得方法もいろいろと存在するので、scriptに合った方法をとるといいと思います。

これでシートまで取得できたので、次回はセルの取得や書き換え、計算などについて説明しようと思います。